パリで学んできた事

パリの日常の風景 〜育児、子育ての現場で〜

今日は、パリの日常の風景で、
私が日々感動していることを
ご紹介します。
それは、赤ちゃんや小さな子供連れの
パパやママに向けられる
社会の優しい目と関わりです。
昨日は友人との待ち合わせで、
少し離れた駅まで出かけました。
混み合う時間帯にメトロに乗ったのですが、
そこへ乳母車に赤ちゃんが乗せた
女性が入ってきました。
皆さん、乳母車が入りやすいように、
場所を開けて下さいます
混み合ってきても、
場所をとってしまう乳母車に
嫌な顔をする人なんていません。

子育ての場に、
社会の目はとても優しく、
周りにいる人達は、声をかけあって、
自由の効かない保護者達に
手を差し伸べています。
その事は特別なことではなくて、
助け合うことは当然
と考えている人の割合が
圧倒的に多いと感じます。
私自身も息子を連れて乳母車で移動中、
どれだけ助けてもらったことか、、。
また更に感心すべきなのは、
子供達が成長して学校に行く年齢になっても、
社会の見守りが終わらないことです。
よその子であっても、
子供達の行為が社会のマナーやルールから
逸脱していると考えると、
自分の足を止めてでも、
関わって、注意したり、
たしなめたりする光景に出会います。
その逆もあって、
子供達が何か立派な事を成した時には
よくがんばったわね、素晴らしいわねと
褒めてあげています。
普通に生活をしている私の目に
留まるこれらの機会の多い事!
世代を超えて、声を掛け合い、
自然に関わるというこの国の日常は、
見習うことの多い、人間らしい
あるべき誇らしい姿に思えるのです。
カフェやレストランなど、
雰囲気を大切にする場所では、
泣いたり、騒いだりする小さな子供を
連れてくる事をパリの人たちは
マナー違反と考えます。
そこを切り取って揶揄する人もいますが、
それは、彼らがメリハリのある、
心豊かな生活を日常に置いている所以であり、
この社会の在り方を思う時、
私たちは敬意を払うべき
事項であると考えます。
1人の人として、気付かないくらい自然に
日常で与えられていることがあり、
そして、今度は、こちらがこの社会に寄り添って
与えるべきこともあるのだということに
気づく事は大きいです。
暮らすとなると
少し意識を高めに⁉️が必要になりますかね。
意識レベルでの
“郷に入っては郷に従う”
ですかね。
自分たちの価値観を
この社会に押し付けないという
生き方、バランスを学ぶこと。
助け、助けられながら、
しなやかに暮らすということ。
簡単ではないかもしれませんが、
そこを学べば、いつも光はあります。
パリでの子育て中に、
数々の感動と喜びを経験してきました。
物理的な不便さと、孤独な子育てを、
人々の寄り添いで、補うには余りある
有難い経験であったと思います。

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偶然に、先程の、乳母車のママと
同じ駅で降りました。

すると、ひと足先に
階段に差し掛かった親子を
助けるムッシューの姿がありました。

よく見かける
パリの日常の風景です。
 

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それでは、皆さま、
今日も、素晴らしい1日を!
ボンジョルネ〜ニコニコパー

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