皆さま、おはようございます
“産業“の展覧会であった万博に、”美術“の
意味合いを加えたのが、このグラン・パレだと
いうのです。
重厚感漂う、格式高い造りの中には、
大きな鉄とガラスドームという、
時代の香りであり、フランスが
試みた新しいものへの挑戦も見て取れます。
建築に3年を要し、パリ万博では、
フランス美術史100年を
回顧する3000点の作品が並べられた
というグラン・パレ。
エッフェル塔のように、
驚きや気を衒った、サプライズ的な外観では
ないまでも、当時のフランス芸術の実力と
その豊かさで、世界を圧倒、説得するには
十二分な存在であったことでしょう。
さて、今日ご紹介するMini Palaisは、
建物を正面に見て左側、セーヌ川に
面したところに入り口があります。
ダイニングルームは
デザイナーと建築家のカップル、
Gilles&Boissierが携わったものて、
アーチストのスタジオをイメージして
光量を最大に取り入れられるよう計算して
建造されたのだとか。
7メートルもある高い天井には、
グラン・パレを象徴する色でもある
グリーンレセダ(verte réséda)の鉄の骨組みが
剥き出しになっています。
棚に胸像や石膏像が無造作に置かれている様子も、
また独特な世界観を放っています。
宮殿のアトリエにテーブルを誂えたような
雰囲気は、豪華絢爛な調度品の中にいる以上に、
芸術、文化と隣り合わせなリアルで優雅な空間を
味わえる気がします。
2010年のリニューアルオープン時から、
ミシュランで3つ星を獲得した
エリック・フレション氏の後援の下で
弟子であったステファン・ダボビル氏が
舵をとっていらっしゃいます。
お料理は、ビストロ料理と高級フレンチの
間の”シックブラッスリー“
というイメージでしょうか。
チーズにワインを注いで焼いたものや
高級生ハムなどをきれいにお皿に
アレンジしただけのお料理も含まれる
という意味で。
パンは、フランス最優秀職人MOFブーランジェの
フレデリック・ラロス氏のもの。
海藻入りバターは、ボルディエを使っています。
このシュー生地とチーズ🧀を焼いたグジェールは、
クセになる美味しさです。
ディナーの締めに、2人分から注文できる
ババオロム(詳細によっては、サバラン
と呼ばれることもあります)
もパリの思い出にはぴったりです。
Mini Palais
3 Avenue Winston Churchill, 75008 Paris
Tel: 01 42 56 42 42
営業時間:10時~24時
食事時間 12時~15時/19時~23時
Mini Pala、初めて存じ上げました!
とっても素敵でございますね!!!
是非、訪れたいです♪
ご掲載頂きまして、誠に、ありがとうございます!
最後は、夜でしょうか!?
幻想的でございますね!
嬉しいコメントをありがとうございます😊
はい!最後の写真は夜に撮ったものです。
夜のテラスもとても素敵ですよ。。。
(つい先程、すぐ近くのアレキサンダー三世橋の写真を付け加えさせて頂きました😉)
お料理の内容だけを突き詰めれば、他に沢山の候補がある事は確かですが、それでも敢えて、ここにしかない空気感を味わって頂きたく、心からお勧めしたいと思える場所の一つです✨
こんにちは😃
素敵~💕💕早くパリに行きたいです~!
以前は、美術館巡りはしましたけれど、グラン・パレは行っていません。
確かにこの空間は、大切ですよね。
うーん😆行きたい!
ありがとうございます💕💕
こんにちは☺️
嬉しいコメントをありがとうございます。
シャンゼリゼ通りもモンテーニュ通りも近く、
このレストランはチェックポイントです!
グラン・パレの建物については、成り立ちの説明に留まりましたが、美術館では特別な企画を催す展覧会(お馴染みなピカソやモネなどの特別展に加え、厳選された世界のアーチスト、とりわけ日本からは北斎の時は大人気でした!)の場所として、現地の人達からも非常に評価が高いです。美術館情報は、他の美術館とは異なりますので、その時の催し物については確認が必要です♡
レストランのMini Palaisは、パリの特別な雰囲気でのお食事という思い出を持って帰れる場所なので、今回投稿させて頂きました。
いつもご訪問頂きありがとうございます😊